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例の都条例について。

つらつらと書いてみます。見たくない方もおられると思うので追記に。

一つだけ証明されたことは、
「アニメ・マンガ・ゲーム」だけで「フィギュア」が入っていないのは、
愛好家の言う「フィギュアは三次元」は屁理屈ではなかったということでしょう。



「ワンピースやナルトが読めなくなる」というのは、さすがに煽りすぎではと思いますが
例の条例は何をするものかというと
・刑罰法規に触れる性交若しくは性交類似行為
・婚姻を禁止されている近親者間における性交若しくは性交類似行為
・これらを不当に賛美し又は誇張するように、描写し又は表現する
そういった作品に「有害図書」の指定をして、18禁コーナーで販売するというものです。

しかし、書店さんは「有害図書を扱う書店」というイメージダウンや、
不手際で陳列がなっていなかった際に警察との揉め事を避けるため
「有害図書」に指定されたものは入荷自体やめることが多いそうです。
「区分陳列」は、言葉上は別の場所に陳列して販売ということに見えますが、
業界の実態としては「発禁」と同じ意味があるのだそうです。
私は漫画家じゃないので実感としては知りませんが、
勉強させて頂いた限りでは、本の流通とはそういう風になってるそうです。

さて、それでは健全に
「強姦」「強制わいせつ」「売春」「近親相姦」「同性愛」の話題だけを
避けて作品を作ればいいじゃない、という話になりますが、
実際どのような案件が該当するのか条文にはっきりと書いてありませんし、
何をもって誇張とみなすかも書いてありません。
また「性交類似行為」が何を指すのかも条文には書いてないため、
「少女にスケスケの衣装を着せて実験を行う」ことや
「少女に首輪をつけて全裸で水槽に入れ身体検査する」ことが
犯罪的な性描写に該当するかどうか、条文を読んだだけでは私には断定できません…。
そのため作品のどこに文句をつけられて、「区分陳列」という名の「発禁」になるか
あらかじめ予想しづらいため、作家さんが恐れてのびのび創作できなくなる。

…という話だと、私が勉強した限りではなのですが、違ってたらごめんなさい。

恐らく、運用に関して人々の監視の目が向いているうちは
そんなにひどいことにはならないと思いますが、
時間が過ぎて、採択した都議会メンバーが交代して、法律があることが当たり前になって
話題にもならなくなった頃にじわじわ効いてくるのかなーという感じはします。
施行されるのは来年の7月ですし、オタクがこの一連の話をずっと忘れないで
監視してることが大事かなと思います。
もちろん、「表現してはならないタブーな話題」を法で新しく作ってしまうことは
新たな差別を生むだけで健全なことではないと私は思うので
今からどうにかできないか行動もしますが。


ちょっとだけ、、思うのは、、
「作家は弾圧にくじけず信念に従って書き続けるもの」っていう
偉人伝なんかで描かれるカッコイイ作家像はずいぶん定着して
人々の憧れになってるんだなあ、と感じました。
信念を貫く、それは確かにカッコイイ生き様だけど、それ以前に
「作家が弾圧されている」ってそもそもあんまりいい世の中じゃなくね?
…などと、ネットの議論や偉い人の発言を見て、私は少し思います。

以上です。

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